2013年6月

第63回JCIアジア太平洋エリア会議(JCI ASPAC)光州大会

6月14日(金)~16日(日)の日程にて、第63回JCIアジア太平洋エリア会議(JCI ASPAC)光州大会に出席して参りました。JCI ASPAC(アスパック)とは、私たち公益社団法人宗像青年会議所が所属する国際青年会議所(JCI)内のアジア太平洋地域から各青年会議所会員が集まる会議で、毎年1回6月頃、開催地を変えて開かれています。

 今回は、福岡ブロック協議会による「ジャパンナイト」ブース出展支援、日本JCのJCI関係委員会に出向している伊規須事務局長の激励、宗像市より委託を受けて、韓国語訳された「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録推進啓発リーフレット配布、そして、世界との友情を育む為に参加して参りました。

 2014年は山形で開催されます。是非とも、JC三信条の一つであります世界との友情を育む為にも、参加されますことをお勧め致します。

 

 

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6月公開例会「宗像、ブランド化計画。~地域の誇りがブランドになる~」

6月7日(金)、公益社団法人宗像青年会議所の6月公開例会「宗像、ブランド化計画。~地域の誇りがブランドになる~」を、宗像ユリックスにて開催させていただきました。

 

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     宗像市役所     中村 博二 様

     道の駅むなかた   藤岡 末秀 様

     海の道むなかた館  清水 比呂之 様

     宗像大社      葦津 幹之 様

 

 当日は、パネリストとして宗像を代表する施設から上記4氏をお招きし、宗像地域の魅力や、その魅力を生かしたまちづくりなど、「宗像ブランド」をテーマに、お話いただきました。

 

 

 

 

 

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「宗像市役所」中村様

 

 宗像市の現状として、宗像市の人口の推移や、豊かな自然と、安心の住環境についてご説明いただきました。

●福岡県、特に人口増加がメディアにも取り上げられている福岡市をはじめ、ここ宗像市も年々人口が増加していること。

●日本全体では、少子化が進んでいることに危機感を持ち、今後はさらに、住みたくなるまちづくりをめざし、子育てや教育環境を整えること。

 

 宗像の持つ都市ブランドや、少子化に対する行政としての考え方をしっかりご説明いただきました。今後は、人口増加に寄与する、20~30代の標準家族の獲得をめざし、まずは、宗像市の魅力を知ってもらい、交流人口を増やしていきたいとのことでした。

 

 

 

 

 

道の駅 藤岡.jpg「道の駅むなかた」藤岡様

 

全国1,000駅を超える道の駅の中で、屈指の売り上げを誇る「道の駅むなかた」の現状と、成功の要因についてお話しいただきました。

●水産物・農産物は、地元宗像にこだわった商品を取り扱うこと。

●取り扱う商品は、厳正な検査と品質表示を徹底し、生産者が宗像産の誇りを持って出品しており、安心してお客様にお買い求めいただけるようにしていること。

●新聞の広告や機関誌の発行、雑誌やテレビなどの取材を通して新しい情報を常に発信していること。

●来店者のほとんどが60代を中心とした世代であり、少子高齢化の中、ビジネスという観点からも成功している施設であること。

 

 今後は、引き続き宗像の豊かな食資源をいかしつつ、安心・安全をテーマに、女性をターゲットとして、漁業・農業・商業を繋ぐ施設にし、宗像の魅力を発信していきたいとのことでした。

 

 

 

 

 

海の道 清水.jpg「海の道むなかた館」清水様

 

「海の道むなかた館」の施設概要や運営状況、宗像の名前にまつわる逸話などについてお話しいただきました。

●「海の道むなかた館」は、展示室やシアター、体験学習室を備え、素晴らしい宗像の歴史を学び体験できる郷土文化学習施設であること。

●昨年のオープン以来、年間来場者が11万人を超え、高い関心を得ていること。

●地域ボランティアが、施設内の運営を助けてくれていること。

 

今後オープン予定の「北斗の水くみ海浜公園」と共に、宗像大社と道の駅むなかたを繋ぐ、宗像の悠久の歴史・文化の情報発信基地にしていきたいとのことでした。

 

 

 

 

 

 

大社 あしづ.jpg「宗像大社」葦津様

 

宗像青年会議所の創設者であり、出光興産の創業者「出光佐三」氏の、人物像や考え方、宗像に対する想いについてお話いただきました。

●自分の責任において行動する会社、「日本人」としての会社を作った人であること。

●市民が宗像大社に対する誇りを持ち、信仰心を高めることが、豊かな人材を育て、ひいては国の安泰に繋がると考え、宗像大社の再建に尽力したこと。

●福岡教育大学の誘致・創設や、沖ノ島の保全に尽力したこと。

●「大家族主義」「人間尊重」「互譲互助」といった言葉に込められた、日本人の根幹ともいうべき出光佐三氏の精神性について。

出光 映像写真.jpg 宗像が誇る出光佐三氏の精神こそが、宗像ブランドそのものであると熱くお話しいただきました。宗像大社の神職として、この素晴らしい歴史や文化、魅力がある宗像を守る為、世界遺産への登録推進をしていきたいとのことでした。

 

 

 

 

来場者 風景2.jpgパワーポイントを使って分かり易くご説明いただきました。

 

 

PV 上映風景.jpg我々が制作したPVを上映させていただきました。

 

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会場いっぱいに、多くの方々にご来場いただきました。

 

今回の公開例会を開催させていただき、我々JCメンバー自身も、改めて宗像の魅力の新発見と、歴史について再認識することができました。公益社団法人宗像青年会議所では「宗像ブランド」について、今後も発信を続け、市民の皆さまと一緒に考える機会を、様々な形で提案していきます。

 今回ご参加いただきました市民の皆さま、そして、貴重なお話をお聞かせいただきました中村様、藤岡様、清水様、葦津様、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

公開例会終了後には、6月例会セレモニーの部が開催されました。セレモニーの中では、安部君、伊達君、白木君、3名の仮入会が発表されました。

 

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また、新入会員認承証伝達式では、仮入会期間を終えた安永君が晴れて正会員となり、我々宗像青年会議所会員の仲間入りをしました。

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4名の皆さんから、強い意気込みを感じられるご挨拶いただきました。

尚、我々、公益社団法人宗像青年会議所では、共に活動する仲間を随時募集しています。詳しくは、当ホームページの【JCとは】のページよりご覧ください。

http://www.munakatajc.com/whatsjc.html 

 

 

 

さらに、当日は、公益社団法人宗像青年会議所会員が例会に全員出席する「100%例会」を達成いたしました!

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みんな笑顔の宗像青年会議所メンバーです。

 

青年会議所における100%例会とは、『月に1回開催される例会に、会員全員が出席すること』です。これは、学校や会社等の出席に置き換えると、大変当たり前で簡単なことのようにも感じられます。しかし、我々青年会議所(JC)メンバーは、それぞれ自身の「仕事」や「家庭」での役割を抱え、それらを全力でこなしながら、わずかに空いた時間を有効活用して、JC活動を行い、毎月の例会に参加しております。社会人50名を超えるメンバーで構成される宗像青年会議所が、会員全員で同じ時間・同じ場所にて例会を開催するというのは、「運」や「偶然」では到底達成できない、高い意識の共有と団結の証となるものです。

大変有り難い時間として、会員全員に感謝し、有意義な例会を開催させていただきました。来月以降も、メンバー全員の高い意識と深い絆をもって「100%例会」開催をめざしてまいります。